クレープパティシエとゴマソムリエのお店

クレープ・ド・ラ・セリーゼ
Crepe de La Cerise


クレープの歴史


 クレープの発祥の地は、フランスのブルターニュ地方で、そば粉で作った薄いパンケーキのガレットが始まりと言われています。

 ブルターニュ地方は土地がやせていて気候も冷涼であるため、農作物が育たず、中世になり十字軍が中国からそばを持ち込んだところ、栽培可能であることが分かり、そばが常食となりました。もちろん、日本のようにそばを麺にして食べるのではなく、そば粥やそばがきとして食べるのが普通だったそうです。

 あるとき、一人の女性がそば粥を偶然焼けた石の上に落としたところ、薄いパン状に焼きあがることを発見し、そば粉と水で作った塩味のガレットが食べられるようになりました。石で焼いたことからフランス語で小石を意味するガレ (galet) にちなんでガレット(galette)と名づけられたというのが通説だそうです。

 そば粉が小麦粉に変わったのは、ブルターニュ地方を訪れたルイ13世の妻が偶然食べたガレットを気に入り、宮廷料理に取り入れてからだといわれています。その後、塩味であったガレットが改良され、甘い味のクレープが誕生したということです。

参考:『おいしいスイーツの事典』成美堂出版、Wikipedia